最近なんだかカバンが重い。出先であれもこれも使いたいと放り込んでいるラップトップPC、コンデジ、スマホ、タブレット、ICレコーダーに手帳を加えた重さを計ってみると、なんと3キロを超えていた。
このままでは肩が凝って困る。でも、これらがないと仕事が出来ない。そこで「これ一つで手帳にもなるしパソコンみたいに使える」という社内で使っている人の言葉をきっかけに、記者(20代女性)はここ最近、Lサイズスマホ「GALAXY Note 3」だけをカバンに入れて出かけている。Lサイズスマホは一般的なスマホより一回り大きな画面を持つ。同カテゴリーの国内での代表機種となる「GALAXY Note 3」は、Sペンと呼ばれる付属のペンを使った操作ができることが特徴だ。
手書きとデジタルのいいとこどり
取材先へ電車で移動する間に、ネットで情報収集する。気になったことはペンで選んでメモをつけ、スクラップブックに入れる。スクラップブックはアプリやウェブサイトの画面を、テーマごとに保存しておける機能だ。仕事以外に気になった情報も、プライベート用にまとめておくかたちで保存する。
取材先に着いたら、写真撮影だ。背面カメラは1320万画素と高画質で、大画面で撮った場ですぐにブレていないか確認できる。これなら、コンデジを別に持ち歩く必要はとくに感じない。ICレコーダー代わりに録音もできる。
取材が終わり、また移動。電車内で時間に余裕があったので、記事構成を考えることにした。ノートアプリ「Sノート」を開き、スクラップブックに集めた情報や撮った写真を、マルチウインドウで見ながら移していく。複数のアプリを同じ画面で開いて作業できるマルチウインドウは、5.7インチの大画面を生かした機能だ。
ある程度そろったら、ふだん手帳にやるようにアイデアを手書きし、まとめる。頭を整理するにはやはり手書きが良い。
デジタルだと手帳以上の利点もある。手書きの文字をテキスト変換できることだ。そのまま原稿に利用すればより効率的になる。また、記事ごとにノートを作成すれば、それだけで整理が済む。これ1台で何冊ものノートを持ち歩いているようなものだ。