ケネディ暗殺50年目に明かされた真相(1/2) 陰謀説は次々つぶされキューバの関与が最後に残った

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オズワルド単独犯行説は早い段階から確定的

   委員会の内部には、民主党と共和党の対立も反映されていた。共和党系右翼活動家たちから、調査員のレッド・リッチ(当時36歳、ニューヨーク大学教授)追放の要求が共和党委員に対して出される。死刑反対論者、非常時市民的自由委員会のメンバーなどの理由だ。赤狩りマッカーシズムの熱気が残っていた時期であり、右翼の攻撃は激しかった。しかし、調査員らは彼を守り、リッチは重要な役割を果たす。

   民主、共和両党のリーダーや若きセレブ法律家の間では、情報は記録されるべきであること、将来公開して後世の歴史家が読むことができるようにすることが共通の認識だった。調査員の間でも意見や見方が分かれることが多かったが、その記録も残されている。

   オズワルドの単独犯との見方は早い段階から確定的だった。問題は、オズワルドの背後に何かないのか。最大の陰謀説を唱え、内外各地を回って講演で稼いでいたのはオズワルドの弁護人だった。彼は、犯人は別にいる、と言い張っていた。委員会は一笑に付す。

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