東京五輪招致での安倍晋三首相らの英語のスピーチが話題を呼んだが、英語がまたブームのようだ。公用語を英語にした会社もあるし、小学3年からの英語教育も検討されている。グローバル化が進むなか、7年後のオリンピックを目標に今から始めてみませんか。
J-CASTニュースの新書籍サイト「BOOKウォッチ」(https://books.j-cast.com/)でも特集記事を公開中。
日本人の間違いやすいポイント
『マーク・ピーターセンの見るだけでわかる英文法』
文法はわかるが、会話ができないのが日本人の英語といわれるが、文法だって怪しいものだ。例えば、willとbe going toの使いわけ、使役動詞のmakeとhaveの違い、名詞につくtheとaの区別など、わかっているようで、ちゃんとわかっていないことが少なくない。アスコムからの『マーク・ピーターセンの見るだけでわかる英文法』(著・マーク・ピーターセン、1050円)は、ベストセラー『日本人の英語』で知られる著者の新刊で、日本人が間違いやすいポイントをわかりやすく解説する。
著者はアメリカの大学で近代日本文学を専攻、1980年に留学生として来日し、日本人と日本語に精通しており、ツボを心得た指導法に定評がある。過去と現在完了、現在形と進行形、能動態と受動態など、イラストを使って基礎から楽しく学べるしくみだ。