「写真」といえばいまはスマートフォンやデジタルカメラが主役になっているが、そのなかでアナログでありながらしっかり"ニッチ"を確保しているのが富士フイルムのインスタントカメラ「チェキ」だ。撮ったその場で"写真入りメッセージカード"ができ、カメラというよりコミュニケーションツールとして人気を維持している。そのチェキにまもなく、コミュニケーションがますます深まりそうな「くまモン」バージョンが登場する。
その場でメッセージカード、コミュニケーションツール
チェキはカメラのほかプリンターなどもあり、そのシリーズの総称は「instax mini(インスタックス ミニ)」という。くまモンバージョンが登場するのは、12年9月に発売した「instax mini 8」で、その名は「インスタントカメラ"チェキ"『instax mini 8 くまモン』」。2013年11月15日から、5000台の限定で発売される。
くまモンバージョンは、黒いボディーにくまモンのワンポイントを配置。さらにレンズ周りを太く白い縁取りにし、前面にあるシャッターボタンを赤く染めて全体をくまモンのイメージにデザインした。くまモンのオリジナルシールが同梱されているので、好みに応じて"くまモン色"を濃くすることができる。
チェキのinstax miniシリーズは、撮影したその場でカードサイズの高画質プリントにメッセージを書き込んでプレゼントできることなどから、10~30代の女性を中心に幅広い層のユーザーがいるという。
価格はオープン。既存のinstat mini 8は、量販店やネット通販では6000~7000円で販売されている。