抗うつ薬の様々な問題点を指摘
『薬づけからの脱却 治す!うつ病、最新治療』
「抗うつ薬を何年も飲んでいるのに症状が改善しない」「薬依存症になり副作用に苦しんでいる」。こういった悩みを抱えるうつ病患者が少なくないという。リーダーズノート出版の『薬づけからの脱却 治す!うつ病、最新治療』(編著・リーダーズノート編集部、1470円)は、その効果を否定しないとしながらも、抗うつ薬には様々な問題点があると指摘する。では、どうすればいいのか。国内外の最前線で活躍する専門家への取材を通して、最新治療を紹介しながらうつ病診断や治療のあり方に迫る。
「魔法の薬」「奇跡の薬」と期待され服用者が拡大した新型抗うつ薬「SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)」の副作用やリスクについても報告し、薬漬けからの転換が急務と訴える。