99%の人が危険で間違った薬の飲み方
『よくわかる 薬の危ない飲み方、飲み合わせ』
木枯らしの季節になると風邪薬、忘年会が近づくと胃腸薬のCMが気になる。深く考えもせず、ついつい買って飲むが、それでいいのか。実業之日本社の『よくわかる 薬の危ない飲み方、飲み合わせ』(著・加藤哲太、1260円)によれば、「99%の人が、危険で効かない飲み方をしている」というから要注意だ。
昔から「ウナギと梅干し」など食べ合わせを戒める言い伝えがあるが、薬にも飲み合わせがある。いわく、「ステーキと胃薬は相性が悪い」「糖尿病の薬と酒は悪酔いのもと」「水なしで薬を飲むと胃潰瘍になる」――。食べ物や飲みものばかりでなく、サプリメントとの組み合わせや、薬同士の飲み合わせもあるという。悩んだとき、困ったときのために家庭に置いておきたい1冊だ。