薬のネット販売をめぐって、厚生労働省と楽天の三木谷浩史会長兼社長が火花を散らしているが、要は安全性をどう担保するかだ。薬は間違った飲み方をすれば、効き目がないばかりか、深刻な副作用を引き起こすことがある。そんな被害に遭わないために、上手に付き合う法とは。J-CASTニュースの新書籍サイト「BOOKウォッチ」(https://books.j-cast.com/)でも特集記事を公開中。
風邪で薬を出す医者は信用できない?
『死ぬときに後悔しない 医者とクスリの選び方』
「名医かヤブか。良薬か毒薬か。どうやって見分けますか」と聞かれても多くの人は自信がない。医者や薬の世話にはなりたくないと思っても、そうはいかない。そこで、長生きするために医者とクスリの正しい選び方を伝授しようというのが、アスコムからの『死ぬときに後悔しない 医者とクスリの選び方』(著・岡田正彦、1155円)である。
風邪を引いたと医者へ行けば薬をくれるが、風邪ですぐ薬を出す医者は信じてはいけない。原因はストレスですという医者にも用心だ。漢方薬は体にやさしいというが、これはウソ。血圧の薬はいつやめても大丈夫だそうだ。薬漬けにされ、健康を害しているたくさんの高齢者を見てきた予防医療学の専門家がそんな50の鉄則を教える。