リコーイメージングは2013年11月8日、1度シャッターを切るだけで撮影者を取り囲む全天球イメージが撮影できる画像インプットデバイス「RICOH THETA(リコー・シータ)」を発売する。価格はオープンだが、想定実売価格は4万円台半ば。
傾きは自動補正
独自開発の超小型二眼屈曲光学系を採用することで、上下を含む真の全天球画像の撮影を可能にした。カメラを傾けた状態で撮影しても、自動的に傾きを補正してくれる。
撮影した画像は、Wi-Fiを通じてスマホに転送し、専用の無料アプリにより閲覧できる。同アプリでは、指先で画像のサイズや形、構図を変えて楽しめるほか、リモート撮影機能を使えば、離れた所からの撮影が行える。パソコンからでも、専用ウェブサイトにアップロードした画像のURLを使えば、全天球イメージが楽しめる。発売時ではiPhone4SとiPhone5/5s/5cに対応し、年末までにアンドロイド搭載機種にも対応する予定。
サイズは幅42×高さ129×奥行き22.8ミリ、重量は約95グラム。ソフトケース、充電用USBケーブルが付属する。