イオンは2013年10月31日、クリスマス・正月など年末商戦の取り組み「イオン SPECIAL 10WEEKS!」を発表した。ウェブを活用した新たなコミュニケーション戦略を中心に、11月から10週間に渡りダイエーやピーコックも含むイオングループ約3万店舗で展開する。
DREAMS COME TRUE(ドリカム)とのコラボレーションソングも制作
年末年始に欠かせないクリスマスディナーやおせちについて、「食の新定番 マリアージュ」を提案していく。近年市場が急拡大するワインに関して、引き続きボージョレ・ヌーヴォーに力を入れるとともに、マスターソムリエ高野豊氏が監修した日本の国産ワイン『Jワイン』の新酒をとりそろえ、ご当地ワインの拡充を図る。また、クリスマスのメインディッシュとして定番のチキンに代わり、新たに「アメリカンロブスター」を前面に出す。旬の時期に収穫した美味しさと真っ赤な姿が、クリスマスの食卓に彩を添えるとアピールしている。
さらに、「イオン初のデジタル媒体とのコラボレーション施策」として、ソーシャルメディアや動画コンテンツを使って情報が広く伝わるようにしていく。LINE、ニコニコ動画、NAVERまとめを活用し、「SPECIAL 10WEEKS!」を盛り上げる。リアル店舗とイオンのEコマースサイトを連動させ、双方向にお客を誘導する狙いだ。すでにLINEに設置している公式アカウントには、200万人を超える友達登録があるという。
「SPECIAL 10 WEEKS!」のために、DREAMS COME TRUE(ドリカム)とのコラボレーションソングも制作した。タイトルは「この街で」。ドリカムもCMに出演するという。
31日、都内で開かれた発表会には、イオンのCMでお馴染みの夏木マリさん、高田純次さんらが登場。おせちに合う「賀正ワイン」や「クルーズ船にっぽん丸での日本一周旅行」などを紹介した。囲み取材では、高田さんが妻から「クリスマスプレゼント」に「若い旦那が欲しい」とせがまれたと明かし、報道陣を仰天させる一幕も。自身のいい加減なトークに不安になったのか、「(記事は)大丈夫?」と心配していた。