東野圭吾氏、17年ぶり「文庫書き下ろし」 新作タイトルは『疾風ロンド』

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   実業之日本社文庫は、人気作家・東野圭吾氏のミステリー新作『疾風ロンド』を2013年11月15日に発売する。文庫での新作書き下ろしは東野氏にとってなんと17年ぶりとなる。

ミリオンセラー作家に仲間入りして以降は初

東野圭吾氏のミステリー新作『疾風ロンド』、文庫書下ろしに
東野圭吾氏のミステリー新作『疾風ロンド』、文庫書下ろしに

   拡散すれば人々を大量死に陥れる威力をもつ生物兵器K-55が盗まれた。引き換えに3億円を要求する犯人からの手がかりは、スキー場らしき場所に写ったで撮られたテディベアの写真のみ。しかも、犯人との交渉が突如不可能に。事件は圧倒的なスピード感で二転三転し、読者の予想を覆す圧倒的強烈な衝撃の結末が待ち受ける――

   東野氏と実業之日本社文庫は2010年、『白銀ジャック』で雑誌連載を最初から文庫で刊行する「いきなり文庫」をこころみ、ミリオンヒットを記録した。当時、大きな話題をさらったこのタッグが、さらに衝撃的な「文庫書き下ろし」に挑む。

   文庫の書き下ろし自体は、時代小説や官能小説、あるいは若手作家の作品では珍しくないが、実業之日本社によれば、いまをときめく人気作家による文庫書き下ろしは異例だ。東野作品の文庫書き下ろしは、1996年の『名探偵の呪縛』(講談社文庫)以来17年ぶりで、ミリオンセラー作家に仲間入りして以降は初の試みだ。

   この発売を記念して、実業之日本社の雑誌『Ski』『SnowBoarder』と全国の有名スキー場とのタイアップで、東野氏直筆サイン入りスノーボードやスキー場のリフト券が当たるキャンペーンも実施する。詳細は後日、実業之日本社ホームページで紹介される。

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