ソフトバンク「iPhone5s」1か月目もシェア1位に BCNランキング「割引やネットワークに高評価」

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   アップルの新型スマートフォン・iPhone5sと5cが発売されてから、約1か月たった。NTTドコモが新たに参戦し、話題となっていた大手キャリア三つ巴の販売シェア状況だが、この1か月を制したのはソフトバンクだった。

3キャリアに先がけて、iPhone 5sの入荷目処をサイト上で公表

iPhone5s+5c「キャリア別販売台数シェア」(「BCNランキング」<最大パネル>)
iPhone5s+5c「キャリア別販売台数シェア」(「BCNランキング」<最大パネル>)

   家電量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、キャリア別販売台数シェアで、初週に首位を獲得したソフトバンクモバイル(SBM)がiPhone5sと5cの両方で、1か月目のトップを守った。iPhone5s と5cの合計で見ると、SBMのシェアは40.0%にのぼり、2位にドコモ(33.9%)、3位にau(26.1%)と続く。集計期間は2013年9月20日から10月20日まで。

   iPhone5sに限ってみても、好調が続く。SBMの14日から20日までの販売台数シェアは42.4%で、2位のドコモ(35%)に水をあけた。3番手となるauは22.6%に留まっている。

   この流れに乗じるようにSBMは独自の施策を打ち出し続けている。

   たとえば、3キャリアに先がけてiPhone5sの入荷メドをサイト上で公表したり、MNPが対象の「バンバンのりかえ割」「のりかえ学割」やiPhone 4s以前のiPhoneユーザーなどが対象の「かいかえ割」などの各種キャンペーンを展開したり。

   「BCNランキング」のデータによれば、ソフトバンクモバイルが「iPhone 5s」「iPhone 5c」とも他キャリアを上回る販売台数を記録している要因には、こうしたキャンペーンに加え、「iPhone 5s/5c」の発売に合わせてLTEの2.1GHz帯と1.7GHz帯(イー・モバイル)を最大75Mbpsに高速化した「倍速ダブルLTE」や「つながるNo.1」といったキャッチコピーでアピールしている「ネットワークに対する評価」などが挙げられるという。 調査結果は22日に公表された。

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