サンヨー食品は2013年10月22日、都内で袋めんの新商品「サッポロ一番 頂(いただき)」(28日発売)の新CM発表会を行い、イメージキャラクターに起用された俳優・堺雅人さんが登場した。
「リーガルハイの現場のみんなに振る舞いたい」
堺さんは「驚くほど歓喜し、険しい表情で驚愕し、感激のあまり涙ぐみ、思わず納得して笑ってしまう」という、「頂」を食べた時の「喜怒哀楽」の感情を4タイプのCMで表現した。大人気を博したTBS系ドラマ「半沢直樹」で見せた早口の台詞回しは封印し、顔の演技で味を表現している。
「お店でも食べるし、家でも時々作って食べる」というラーメン好きの堺さんだが、CM撮影では「めんが1本足りない」「もっとめんはこっち側で」など、サンヨー食品のスタッフから熱心な演技指導を受け、「皆さんの『めん愛』に感服しました」という。
監督からも「眉間のしわや目の開き方などミリ単位で指導があった」といい、「監督の真似をするような感じで演技した。一生懸命再現しました」と裏話を明かした。
気になる味については「本当に美味しかった」と繰り返した。映画「南極料理人」でめんを打つところからラーメンを作った経験もあるが、「めん作りからやったことのある者として、こんなに美味しいめんを手軽に食べられるのはすごい」と太鼓判を押した。
現在はフジテレビ系ドラマ「リーガルハイ」の撮影中だが、「お腹をすかせたスタッフさんばかりなので、現場のみんなに振る舞いたい」と、仕事仲間を思いやる一幕もあった。