ほっともっとでは「金芽ごはん」お米の販売も
今回の変更にともない、プレナスは全国4か所の精米センターに、「金芽米」ブランドで米の販売も手がける精米機メーカー・東洋ライスとの協力により、「金芽ごはん」用の精米機を1億円を投じて導入した。
発表会であいさつした東洋ライスの雜賀慶二社長によると、金芽ごはん用の精米機の提供は「『金芽米』ブランドの質担保のため、ほとんどやっておらず、プレナスさんは例外だ」だという。
協働した理由は、プレナスの「お米へのこだわり」だ。厳選した品質の100%国産米を玄米の状態で仕入れ、徹底した品質管理をおこない、「お米は鮮度が命」との思いのもと、精米から最短2日で各店へ届くよう独自の物流システムを構築している。
こうした同社の米への考え方について、プレナスの塩井辰男社長は、「プレナスは年間にわが国で生産されるお米の0.5%に相当する量(4万3000トン)を扱っている。おいしく、身体にいいお米を提供することで、人々の健康と日本の文化・自然を守ることに貢献してまいりたい」と話している。
ご飯の変更は11月から全メニューについて適用される。メニューの値段は変わらない。
また、11月1日から全国のほっともっとのうち2597店舗で、炊飯前の「金芽ごはん」の販売も始める。値段は、1kg入りが650円、3kg入りが1700円。