トランスメディア(東京・港区)は、同社が編集する「エシカルコンシャス」なウェブマガジン「ethica(エシカ) ~私によくて、世界にイイ。~」のグランドオープンを記念し、2013年9月27日にプレスレセプションを開催した。
「エシカル」は英語で倫理的という意味だが、「環境保全や社会貢献に配慮している」というニュアンスで、世界的に注目度の高まっている言葉だ。
エシカルファッションの新しい風を麻生富貴が提案
会場では、2013ミス・ユニバース・ジャパン日本代表の松尾幸実さんからのビデオレターが流れ、元Regina編集長でethica監修人の麻生富貴(あそう・ふき)さんプロデュースによる「エシカルファッションショー」が開かれた。コンセプトは「もっとリアルに、もっとオシャレに。」
まず、ミス・ユニバース2013ファイナリスト長尾春佳さん、中村恵理子さん、の2人がモデルとして「ピープル・ツリー」のオーガニックシルクとコットンミックスのミニドレスや、ロンドン発のエシカルファッションブランド「インヒールズ」の竹とオーガニックコットンのミックスによるセットアップなど、「エシカルコンシャス」な衣装を披露した。カンボジアの地雷原に落ちていた不発弾を加工したネックレスをコーディネートするなど、細部までこだわりが光る。
とりを飾ったミス・ユニバース2012日本代表の原綾子さんは、メイドインジャパンにこだわる「CIL」を着用した。レザーのボレロには地球に優しいベジタブルタンニンの加工を施し、裏面はビンテージの箔プリントを使いリバーシブル仕様に仕上げた。
これまでエコロジーなファッションというイメージの強かったエシカルファッションだが、セクシーでお洒落なファッションもあることを新たに印象付ける内容だ。
ethica大谷賢太郎編集長「エシカルウェディングコンテンツを充実させていく」
また、協賛するミズノの女性向けコンセプトライン「+me(プラスミー)」のイメージキャラクター・ダーブロウ有沙さんが招かれ、「ワタシにいい」スポーツを通じたキレイの積み重ね方も紹介された。
「ethica」は今回のグランドオープンを記念して、漫画家・桜沢エリカさんへのスペシャルインタビューなどを掲載している。
編集長でトランスメディアの大谷賢太郎代表は今後について、ウェブマガジンにとどまらず、「ゼクシィPremier」の編集部とともに「エシカルウェディング」を盛り上げていくほか、ラジオ出演などメディア横断型のコンテンツで、より一層の展開をはかり、「海外からきたエシカルというキーワードを日本的な道徳観・倫理観・品格に馴染む形にアレンジをして、ニュートラルかつエシカルという言葉を知らない方にも読んで頂ける様に、親しみやすい話題を提供していく」と話した。