新型iPhone、ソフトバンクが1週目販売台数トップに BCNランキング「ダブルLTEが魅力」

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   アップルのiPhoneの新モデル「iPhone 5s」「iPhone 5c」が2013年9月20日に発売された。ソフトバンクモバイル、auにくわえ新たにドコモも取り扱いを開始し、国内大手三社が三つ巴のシェア争いに注目が集まる。

   家電量販店の実売データを集計した「BCNランキング」は24日、「iPhone 5s/5c」に限ったキャリア別販売台数シェアをまとめた。それによると、発売1週目を制したのはソフトバンクだった。

「豊富なキャンペーンやネットワークのつながりやすさが市場に評価された」

ソフトバンクが販売台数シェア首位に
ソフトバンクが販売台数シェア首位に
iPhone5sと5c
iPhone5sと5c

   「iPhone 5s」と「iPhone 5c」を合わせたキャリア別販売台数シェアは、ソフトバンクモバイルが44.7%とトップに。2位以下に、ドコモ27.8%、au27.5%と続いた。

   さらに、機種別に絞った場合もソフトバンクがトップの座を守った。「iPhone 5s」に限ると、ソフトバンクのシェアは45.9%にまでアップする。一方のドコモは27.4%、auは26.7%だった。また、「iPhone 5c」に限った場合も、ソフトバンクモバイル(38.5%)、au(31.7%)、ドコモ(29.8%)の順となる。

   ソフトバンクは、約2年前の「iPhone 4S」、1年前の「iPhone 5」に続いて「三連覇」した格好だ。BCNはこの勝因を「2.1GHz帯と1.7GHz帯(イー・モバイル)が使える『ダブルLTE』を、今回それぞれ下り最大75Mbpsへ高速化したことにくわえ、豊富なキャンペーンやこれまで大きな障害・事故もなく安定した通信環境を提供してきたネットワークのつながりやすさが市場に評価されたのだろう」と分析している。

   集計期間は2013年9月20日から22日まで。

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