アウディジャパンは2013年9月17日、プレミアムコンパクト5ドアモデルの新型「Audi A3 Sportback」を発売した。
人ひとり分の軽量化
1996年にプレミアムコンパクトとして登場したAudi A3 Sportbackは、2003年のモデルチェンジから約10年ぶりの刷新を迎えた。
熱間成形スチール素材の採用など最新の超軽量技術により、キャビン単体で約37キロも軽量化。インテリアやエンジンなども徹底的に軽量化した結果、車両全体で約60キロの軽量化に成功した。
目玉は、新開発のインフォテイメントシステム「Audi connect(アウディコネクト)」。走行中にインターネット接続し、直感動作でドライバーに適切な情報提供を行うシステムだ。ナビゲーションにGoogle EarthやGoogle ストリートビューを表示できるほか、天気予報や近隣空港のフライト情報、駐車場やガソリンスタンドなど移動時に欲しい情報を入手できる。また最大8台の端末が接続可能な無線LAN機能もあり、同乗者もポータブルデバイスで通信を行うことができる。
低いフロントエンドからドーム状のルーフと小型ルプスポイラーを経てテールエンドまで続くボディラインは、伸びやかな印象を見る者に与える。足下の16インチまたは17インチのアルミホイールも相まって、スポーティさが強調されたエクステリアだ。
インテリアは3D形状をふんだんに採用し、メーターパネルを低い位置に取り付け、センターコンソールをドライバー方向に向けてオフセットすることによりダイナミックな印象を与えるようなつくりになっている。
2種の1.4リッターエンジンと1.8リッターエンジンの計3種のエンジンタイプがあり、グレードに応じて搭載されている。
価格は308万~544万円。