「不覚にも爆笑」「朝日嫌いだがこの広告は面白い」――2013年9月13日朝、日本のネット上にこんな投稿が相次いで書き込まれた。
13日付朝日新聞の朝刊を開いてみると、そこには「北斗の拳」の悪役キャラクターたちがところせましと並ぶやたらと「濃い」紙面が。
「おじいちゃんおばあちゃん、ショック死しそう」
13日は「北斗の拳」が週刊少年ジャンプ(集英社)に初めて掲載された日からちょうど30周年にあたる。それを記念して朝日新聞に見開き全面広告を打ったようだ。
ネットで話題になっているのは、左端の文言。「エラそうに新聞なんか読みやがって!!!」と読者を挑発し、右端で「北斗の拳に夢中だったガキどもへ。新エピソード、遂に執筆」とうたっている。
あまりのインパクトにネットでは、
「おじいちゃんおばあちゃん、ショック死しそう」
「これはクオリティ高いな。小物総出演じゃないか」
「ケンシロウやラオウがいないのに一発で北斗の拳だってわかるって よく考えたらすごくね?」
「ワロタ しかも台詞やべえw」
などと笑い混じりの反応が相次いでいる。
新作エピソードは、徳間書店から順次刊行される完全版「北斗の拳[究極版]」の11巻に収録される予定だ。
「北斗の拳」はアニメ化もされ、「お前はもう死んでいる」「アタタタタタ…」などのフレーズも人気となった。