「ひげ異端視も窮屈」
著者は変化の要因として「権力側の働きかけ」「外国の影響」「女性の目線」「ひげそり器具の発達」の4点をあげている。「いつの時代も流されやすい日本人」と、読売の評者・漫画家でコラムニストの辛酸なめ子さん。塩田さんは「軍国主義時代のようにヒゲが幅を利かせる世の中は真っ平だが、ヒゲを異端視する窮屈な社会も御免被りたい」という。ごもっとも。
身近なバスを愛してやまない詩人・作家の『スバらしきバス』(平田俊子著、幻戯書房)が毎日新聞に。街角の新発見、再発見を楽しくまとめてある。気分が変わる。
(ジャーナリスト 高橋俊一)
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