スタート5か月で3万件超の「いいね!」を獲得したFacebook(FB)ページ「就活女子のための就活必勝塾」(https://www.facebook.com/junbijuku)の第2弾として、就職内定者を対象とした「仕事でも輝き続けたい女子のための社会人準備塾」が開講している。ジャパンライフ(東京・千代田区)社長で10年以上の人事経験がある山口ひろみ氏が運営。開講後、わずか2か月半後の2013年8月15日には、「いいね!」が1万件を突破した。
必要なのはスキル以前の常識
6月に始まった「社会人準備塾」で教えるのは、「学校も親も教えてくれなかった」社会の常識だ。内定を獲得した学生は入社前に、「パソコンや敬語を覚えること」が重要と考えがちだが、実際に必要なのはスキル以前の常識的な行動だという。
実際、先輩社員を悩ませているのは、電話の取次ぎができない新入社員の存在で、「これって、会社で教えるレベルじゃないよね?」「こんな基本的なことも知らないの?」という声があがっているそうだ。新人のうちは仕事ができないことは大目にみてもらえるが、常識がないと先輩社員をイライラさせてしまい、人事評価も下がる可能性がある。
主な講座内容は、「社会人としての基礎となるビジネススキル」、「輝く社会人生活を送れる女子になるためのヒューマンスキル」、「さらなるステップアップを目指したワンポイントアドバイス」の3点。事前にこれらを読んでおくことで、入社後に「こんな事になるならもっとこうしておけば良かった」と後悔したり、思わぬところで低い評価を受けたりしないよう備えられそうだ。