世界的に活躍できる高度な能力を持つ「グローバル人材」を求める声が高まってくるにつれ、MBA(経営学修士)取得に興味を持つ人が増えてきた。しかし、「MBAをとった後は具体的にどう変わるのか」、「忙しい自分でも取得できるのか」といった疑問を持つ人も多いのではないだろうか。
そういった疑問に答えるべく、オンラインビジネス教育のパイオニアで大前研一氏が学長を務めるビジネス・ブレークスルー大学大学院は、MBA取得者である同校修了生104人のリアルな体験談を集めたウェブコンテンツ「ROLE MODELS(ロールモデルズ)」を2013年8月9日から始める。
104パターンのロールモデル あなたにあうモデルは?
このコンテンツでは、MBAホルダー104人の声を「年代」や「性別」、「業種」といった基本属性や、「入学当時の役職」、「在学中・卒業後の変化」など16項目で検索できるほか、「年収が増えた」「年収が減った」「変化なし」など細かい項目も表示することができる。
体験談が掲載されている修了生は、電機メーカーの企画職や証券会社の営業職、IT企業の技術職などバリエーションが豊富で、勉強するとこうなれるというロールモデルを提示。「入学前」、「在学中」、「卒業後」に分けてコメントが詳細に書かれている。
例えば、「30代」、「男性」、「年収が増えた」の項目検索でヒットする居藤誠さんの場合、「一生エンジニアとして終わるのではないかという危機感が芽生えた」という理由で入学、「学ぶうちに自分の目標に向かってもっと積極的に行動したいと思うようになり、在学1年目の12月に前職での社内異動をし、更に2年目の8月には転職をしました」という。ロールモデルを見て疑問点を解消した後は、「MBA診断 Age Of Breakthrough 」にアクセスすると、先行きが見えない「大航海時代」である現代でのビジネスサバイバル能力を測定することができる。