デンマーク発の激安雑貨店「Tiger Copenhagen(タイガー コペンハーゲン)」が2013年秋、関東エリア初となる旗艦店を東京・表参道にオープンする。
中期的に50店舗まで販売網を拡大
北欧デザインの雑貨を割安な価格で扱うことから「北欧の100円ショップ」と話題のチェーンだ。ヨーロッパを中心に世界19か国230を越える店舗を展開しており、日本1号店として2012年7月に開店した大阪・アメリカ村店には、客が殺到するあまり一時は臨時休業になった。
「タイガー」運営元であるデンマークのZebra A/Sは2013年7月、「アフタヌーンティー」などを展開するサザビーリーグ(東京・渋谷区)と日本展開に関する契約を締結。「タイガー」の日本法人であるZebra JapanをZebra A/Sとサザビーリーグの合弁企業として新たに事業を始めた。
その際、ブランド価値を最大化するため、全国主要都市の路面店、商業施設や駅ビルを中心に展開することを発表し、年内には東京1号店を出店、中期的に50店舗まで販売網を広げると打ち出した。
今回の表参道にオープンするのは、その計画に沿ったもの。表参道は流行に敏感な若い層や、ライフスタイルにこだわりがある人が多く、国内外の有名ブランドの旗艦店も多い。その一方で、ファストファッションの店舗もあることから、「このエリアでショッピングを楽しむお客様にもタイガー コペンハーゲンの世界観を体験していただける」と出店を決めたという。