女性に気配りの車内空間も、人気に「ひと役」
新型「eKワゴン」は、1リットルあたり29.2キロメートル(JC08モード燃料消費率)の優れた燃費性能に加え、後方をケアするリヤビューモニターをはじめ、整理整頓できる、こだわり収納など、女性の気になることに応えたクルマに仕上がっている。それにより、発売1か月で累計受注台数が1万8000台(7月7日時点)を突破し、しかも購入者の約5割が女性と、人気を博している。
前出の調査結果にもあるが、「じつは主婦にとって車内は一人になれる時間でもあり、リラックスできる空間なんです」と、三菱自動車商品企画部エキスパートの鴛海尚弥(おしうみ・なおや)氏は話す。
「快適な車内空間の提供」という、女性へのちょっとした気配りが人気を下支えしているともいえそうだ。
「ちょっとした外出や、おしゃれしてママ友とランチというとき、クルマを運転するのに帽子をかぶり、アームカバーをするのはせっかくのおしゃれが台無しです。新型『eKワゴン』であれば、おしゃれなままスマートに運転できます」と、鴛海氏は売れ行き好調の理由を分析している。