世界遺産「スオメンリンナの要塞」まで足を伸ばすのも一案
フィンランドの歴史に触れるのであれば、さらに半日かけて世界遺産の「スオメンリンナの要塞(ようさい)」に足を伸ばすのも良い。要塞(ようさい)は1748年にロシア帝国の拡大に備えて建設が始まり、市内の6つの島に大砲などが設置されている。前出の「day ticket」が使える市営フェリーで15分で行くことができ、島内の博物館(入場料6.5ユーロ、約860円)では島の歴史を詳しく学ぶことができる。
さらに日程が許せば、第2の都市「タンペレ」に足を伸ばすのもよい。ヘルシンキ中央駅から鉄道で1時間半~2時間。フィンランドの鉄道は日本の新幹線よりも線路の幅が広い「広軌」(1524ミリ)を採用しており、客車がかなり大きいのが特徴的だ。