「六本木クラブ襲撃事件」の背景とは 関東連合元幹部が「決死の思い」で暴露本

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   『いびつな絆 関東連合の真実』(宝島社)は、暴走族グループ「関東連合」の元幹部・工藤明男氏(仮名)が知られざる内情を書き上げたノンフィクションだ。

いかにして歓楽街を支配する集団になったのか

『いびつな絆 関東連合の真実』
『いびつな絆 関東連合の真実』

   著者は東京・杉並区出身の関東連合元リーダーで、現在は複数の企業の筆頭株主として、主に投資と企業コンサルタントの仕事を行っているという。警察当局から関東連合の資金源として目を付けられてきた重要人物だ。

   そんな工藤氏が、関東連合が暴走族からいかにして歓楽街を支配する巨大な力を持つ集団になったのか、2010年に立て続けに起こった、朝青龍関と市川海老蔵さんの各暴行事件の真実、そして12年9月に発生した「東京・六本木クラブ襲撃事件」の背景を赤裸々に明かしている。

   著者は、六本木事件の主導者として国際指名手配されている関東連合元リーダーの見立真一容疑者と意見が対立し、見立容疑者の支援者には「裏切り者の家族に制裁を加えろ」「工藤を殺れ」との指令が下っているという。まさに「決死の思い」でこの本を書き上げている。

   2013年6月末、発売された。価格は1365円。

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