4種類の「ずんだ大福」ここが違う 伊達政宗もビックリ「枝豆の甘さ」

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枝豆のすりつぶし度や甘みが異なる

   今回、手に入れたずんだ大福は、計4種類。だいたい直径5~6センチの大きさで大差ないのだが、餅の厚み、緑色のかかり方(餡の透け具合)、重さ、表面の粉のまぶし具合、餅の口当たり、枝豆のすりつぶし度、甘味などが異なっている。

   ひと際、厚みがあり、ずしりと重かったのは、「五嶋屋」のもの。餅も餡もたっぷり、値段は1個105円と手頃で、お得感が高い。

   北上京だんご本舗のずんだ大福(1個157円)は、塩枝豆が餅の表面近くに埋め込まれて、豆大福の要素も織り込まれ、手が込んでいる。餡は粒が残るざらっとした感触で、フレッシュ。枝豆という素材の特徴が生かされている。

   「ささもり菓子舗」のものは、枝豆の粒がほどよく残る。パッケージ表面のシールには「ずんだ」と一言だけ書いてあるが、原材料もシンプルで、耳慣れないものは入っていない。餅米は地元産のみやこがねを使い、素材にこだわっている。1個115円。

   「もちべえ」のものは3個入り(378円)。見た目に白っぽく、餅の食感は軽め。枝豆はすりつぶしてあって食べやすく、こしあん好きにアピールする一品だ。

   さて、ずんだ大福を4種類、計9個食べてわかったことは、どれを買っても「外れ」はない。そして、ますます「ずんだ」が好きになった。スーパーの大福も、全部ずんだ大福になってしまえ!――というぐらいに。いや、それはさすがに言いすぎですけどね。


商品名:ずんだ大福
販売:五嶋屋/北上京だんご本舗/ささもり菓子舗/もちべえ
価格:105円(1個)/157円(1個)/115円(1個)/378円(3個)

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