霞ヶ関官僚が読む本
江上剛氏の「俺、まだやれる」に共感 マラソンがくれた生きる勇気と脱メタボ

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「必ず来るゴール」の達成感

   実生活ではゴールは見えないことが普通だ。特に、このご時世、実績を上げるのが難しいだけに、仕事で日々、達成感を得ることは至難だ。しかし、マラソンは違う。足を動かし続ければ必ずゴールが来る。忍耐の先には、この達成感がある。

   「走っている間、これまでの人生を振り返ったりする。仕事のストレスをどう克服したらいいのか、そんな思いもよぎる。とても越えられそうにない坂を目の前にすると、あれを越えなければ人生の脱落者だ、と考えたりする」、「やがて疲れがピークに達すると、今度は何も考えられなくなる。とにかく足を動かせ、ゴールは近い、と言い聞かせる。無心に近い状態になる。そしてゴールした時の、何とも言えない解放感」、「やったぞ!! まだ、生きている。俺、まだ頑張れる」。

   ちょっと元気が出る一冊。マラソンデビューで「俺、まだやれる」を感じてみませんか。

厚生労働省(課長級)JOJO

   J-CASTニュースの書籍サイト「BOOKウォッチ」でも記事を公開中。

【霞ヶ関官僚が読む本】 現役の霞ヶ関官僚幹部らが交代で、「本や資料をどう読むか」、「読書を仕事にどう生かすのか」などを綴るひと味変わった書評コラムです。

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