日本酒の魅力を世界に向け発信――ビッツ(東京・品川区)は、地酒の普及・啓蒙を目的とするAndroid向けスマートフォンアプリ「ささ一献」の英語版の提供を始めた。
飲酒した銘柄を記録、5段階評価も
日本地酒協同組合と協力して開発し、「日本酒を一杯いかがですか」という意味で「ささ一献」と名付けた。購入・飲酒した銘柄の記録機能に加え、写真の掲載や、5段階評価などができる仕組み。他にも、日本酒の飲むときの「おいしい温度」やマナーなどを紹介し、ユーザーの投票による週間、月間ランキングも見られる。
英語版の提供は、「日本酒文化を世界に広げたい」という思いから始まった。国境を越えて海外の酒が好きな人に情報発信し、日本酒の輸出促進を目指す。安倍内閣が推進するクールジャパン戦略にも沿うものだと期待している。
日本語版は2013年2月末、英語版は6月27日から提供している。無料。