甘い、しょっぱい、こってりの三拍子 すべてそろった「ポテチチョコ」

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   東京・有楽町にある北海道物産店「北海道どさんこプラザ」を休日に訪れてみると、相変わらずのにぎわいだった。そんなお店のなかでも特に人気を誇っているのが、北海道のチョコ製造会社、ロイズの商品らしい。ロイズの北海道外の常設販売店は全国に数えるほどしかないが、どさんこプラザはそのひとつ。

北海道アンテナショップで売り上げトップ

ポテチの片面をチョコでコーティング
ポテチの片面をチョコでコーティング

   一時は「生キャラメル」が席巻していた冷蔵スイーツ売り場も、今はロイズがメーンで、10種類以上の商品が置いてある。そしてお店全体の売り上げで一番なのが、ロイズの「ポテトチップチョコレート」(190グラム、693円)だそうだ。さくさくの波切りポテトチップスの片面がチョコレートでコーティングされたお菓子である。

   これを食べていると、ふと昔の知り合いのことを思い出してしまった。甘い物が好きなのは珍しくないが、甘い物を食べたあとで、ポテトチップスが食べたくなったと言って食べ、そのあとでアイスをといった具合に、甘い物としょっぱい物を行き来するのである。当時、かなりの大食漢だった筆者から見ても「それはやばいでしょ!」という感じなのだが、その人は「甘い物を食べたら、しょっぱい物を食べたくなる。その逆もまた真なり。なぜそんなことがわからんか」と言うのである。

   今にして思えば、甘い、しょっぱい、こってりは、うまい三大要素。そのなかのどれかが突出していれば、バランスを取りたくなることもあるのだろう。その点、最初から三要素がそろったポテトチップチョコレートならば、ほかの何かと交互に食べる必要はないのかもしれない。

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