改憲論議は「読んでから」 コンビニで買える新装『日本国憲法』

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「ただいまー。『日本国憲法』をコンビニで買って来ました」
「コンビニで買ってきた日本国憲法。憲法前文を読んだら、あまりにも崇高な理念に頭を殴られたような衝撃を受けるなう」

   『日本国憲法』をコンビニで買ったという報告がツイッターで続々とされている。コンビニという柔らかい言葉の響きと、固いイメージの日本国憲法が組み合わさり、不思議な印象を与える。いったいどんな書籍なのか。

「大きな文字」。富士山の写真も紹介

新装『日本国憲法』
新装『日本国憲法』

   コンビニで購入できる『日本国憲法』は、1982年に小学館が発行した累計100万部のベストセラーを、ソフトカバーにリニューアルした書籍だ。改憲議論が進む中、「読んでから考えませんか?」という帯を付け、2013年6月20日に書店やコンビニで発売した。

   憲法の解説や論点整理などは一切なく、憲法の前文と全条文がそのまま書かれている。活字のサイズを大きく組み、原典にはないルビを振り、「目にやさしく、読みやすい」。語句の意味は、小学館「国語大辞典」から引用してページ下に載せた。条文の合間には、富士山や温泉に入る家族といった日本の光景を収めた写真も紹介されている。地球の天体写真も含め、29枚を掲載。英訳と大日本帝国憲法も収録している。

   価格は525円。

   また、7月20日正午から、大阪市の「スタンダードブックストア@心斎橋」で、「読んでから考えませんか?『日本国憲法』編集者 島本脩二トークショー」が開かれる。

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