富士フイルムは、レンズ交換式カメラ「FUJIFILM X-M1」を2013年7月27日から順次発売する。価格はオープンだが、ボディーのみ(9月発売)の想定実売価格は7万5000円前後とみられる。
1630万画素のセンサー
独自開発した1630万画素のAPS-Cサイズ「X-Trans CMOS」センサー(ローパスフィルターレス)を搭載する。撮影感度は、常用でISO200からISO6400まで3分の1段ステップで設定でき、ISO100、ISO12800、ISO25600の拡張感度でも撮影可能だ。
さまざまな撮影モードを素早く設定できる「モードダイヤル」を備える。「アドバンストSRオート」では、シーンに合わせた最適な撮影条件をカメラが自動設定する。また、快適な操作性を追求し、操作ボタンやダイヤルをカメラの背面右側に集約。親指1本で絞り、シャッタースピード、露出補正などが調節できる。
「Xシリーズ」で初めて「スマートフォン送信」機能を搭載し、撮影画像をスマホやタブレット端末に無線LAN通信で送信できる。92万ドットの液晶モニターは、角度を上下に調節できるチルト式を取り入れた。
カラーは、ブラック、シルバー、ブラウンの3種類。サイズは幅116.9×高さ66.5×奥行き39.0ミリ、重量は約330グラム(撮影時)。