アベノミクスで株や外国為替の変動に注目が集まる中、インターネット専業のじぶん銀行(東京・新宿区)は、店頭外国為替証拠金取引「じぶん銀行FX」の取り扱いを始めた。FXは異なる2通貨の差金決済で通貨の売買を行なう金融商品で、一定額の証拠金を担保に投資金額より大きな金額の取引ができるのが特長だ。
国内初、スマホで完結する「じぶん銀行FX」
「じぶん銀行FX」は、スマートフォンまたはパソコンから手軽に口座開設ができる。取引専用スマホアプリ(無料)を使えば、「じぶん銀行」口座のユーザー番号とパスワードのみでログイン可能だ。「じぶん銀行」の口座と「じぶん銀行FX」の口座間資金移動は、原則24時間いつでもリアルタイムで行える。口座開設から資金移動まで、スマホだけで一貫して行えるのは、「じぶん銀行FX」が国内初という。
対象通貨は、米ドル・円、ユーロ・円など8通貨11ペア。口座開設、口座管理料、振替入出金料、取引手数料は無料。実質手数料にあたるスプレッド(売値と買値の差)は、米ドル・円で2銭から、ユーロ・円で3銭から。相場状況によりスプレッドが拡大する可能性がある。