ホンダは2013年6月14日、アウトドアイメージのスタイリングでレジャー用途に適した110ccバイク「クロスカブ」を発売する。メーカー希望小売価格は、27万8250円。
低回転域で力強い
「スーパーカブ110」をベースに、タフなイメージを強調したデザインを取り入れた。ヘッドライトは丸型の独立タイプとし、ヘッドライトステーは丸パイプで構成。クラシカルなスチール製フロントフェンダーや幅広いアップハンドルなどにより、「アウトドアでのレジャーで楽しく走行できる」仕様とした。
エンジンは「スーパーカブ110」に搭載されている、低フリクション技術を備えた空冷・4ストローク・OHC・単気筒110cc。クロスカブ用に減速比を変更したことで、さらに低回転域で力強い特性を持つ。
車体には、剛性に優れたバックボーンタイプのパイプフレームを使った。前後サスペンションは「スーパーカブ110プロ」と同様、ストローク量の多いタイプとなっている。また、タイヤサイズを専用の17インチとすることで、最低地上高がスーパーカブ110に比べ20ミリ高い155ミリになった。車体色は、パールコーンイエローとファイティングレッドの2種類。