熊本県と日本航空(JAL)は2013年6月1日から8月31日までの期間限定で、コラボレーション企画として、一部を除くJAL国際線欧米路線で「AIRくまモン」を提供する。
機内でしかお目にかかれない「シェフ・くまモン」
JALの機内食「AIRシリーズ」の第9弾となるが、自治体とのコラボレーションは今回が初めて。熊本県でもっとも親しまれているご当地グルメ・太平燕(タイピーエン)を、熊本市の老舗中華料理店紅蘭亭の葉山耕司料理長監修のもと、機内食向けに「再現」した。
緑豆100%の春雨を使用し、スープは鶏ガラと豚骨の絶妙なバランスで仕上げた。
実は、エコノミーとプレミアムエコノミー向けの機内食として汁物を提供するのは、はじめての試み。こぼれないよう粘度を上げたというスープに、別添えの具材(揚げ玉子、棒々鶏、レタス)を好みで入れることで、「できたて」を味わえる。
さらに、食べた後のスープには焼きおにぎりを入れても楽しめる。デザートには「くまモンカスタードケーキ」を添えた。
「AIRくまモン」の名の通り、容器、トレイマット、リーフレットにいたるまで、くまモン尽くしだ。クリエイティブデザイナー・水野学氏が今回のために新たに、シェフ姿などをデザインしたという。