プラチナ万年筆は2013年6月1日、生産を中止していた万年筆から2種類をリメイクして販売する。マーブルエボナイト万年筆とブライヤーサンドブラスト万年筆で、ともに「昭和」の懐かしさを感じさせる一品だ。
漂う「レトロ感」
天然ゴムを原料とするエボナイトは、熱を伝えにくい性質と重量感から、プラスチック普及以前は万年筆の素材としてお馴染みだった。今回は、ゴム生地にベンガラなどを入れてマーブル模様に仕上げ、「レトロ感」を演出している。
ブライヤーは、パイプの材料にも使われる木材。木目がはっきりする「サンドブラスト加工」を施し、さらに漆で仕上げてあるので、木目の美しさが際立つ。
価格はいずれも5万円。