ソラマチで味わう餃子せんべい 「栃木限定」もここなら買える

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   東京スカイツリータウン開業1周年の2013年5月22日、約1年ぶりにタウン内の商業施設「ソラマチ」を訪れた。開業当初は歩くのもひと苦労なくらいごった返していたが、この日はどこに行くのも思いのまま。

   てくてくと歩いて目指すは、展望台でもキルフェボンでもない。ソラマチ4階の栃木県アンテナショップ「とちまるショップ」である。このショップは地味なようだが、スカイツリー人気にあやかって、開業1年目は来場者が245万人を数える大人気だそうだ。

せんべいの形がそもそも「餃子型」

塩味が基調、スパイスも効いている
塩味が基調、スパイスも効いている

   さて昨今、栃木の物産・グルメというと、宇都宮の餃子が印象深い。とちまるショップでも「宇都宮みんみん」などが冷凍ケースにずらりと並んでいる。ただ、ショップの売れ筋は「関東・栃木レモン」(レモン牛乳)をはじめ、バラ売りで気軽、手軽に買えるものだという。

   じつは筆者も当初は餃子を買う気満々だったのだが、いざツリーから冷凍餃子をはるばる持ち帰ることを考えると、少々気が重くなった。そこで売り場を物色してみると、餃子は餃子でも、意外な餃子が店の一角を占めているのに気がついた。「餃子せんべい」なるものである。

   一体どんなものかと、数種類買ってみると、これが千差万別。餃子型(バナナ、弓形)をしていたり、あるいはニンニクなどが入っていて、ちょっとした餃子フレーバーをかもしているせんべい・米菓が「餃子せんべい」と名乗っているようである。

   ひと通り賞味したところ、もっとも合点が行ったのは、せんべい「ばかうけ」の栃木限定商品「ばかうけ餃子味」(2枚8袋入388円、販売:株式会社長登屋)であった。「ばかうけ」は地域限定商品を多数販売しているが、ばかうけと餃子の組み合わせには必然性があると感じられる。なにしろ、よく見ると、ばかうけはそもそも餃子のカタチをしているのだ。

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