NTTドコモから富士通製のスマートフォン「ARROWS NX F-06E」が発表された。ドコモARROWSのフラッグシップ「X」シリーズの新モデルだ。バッテリーは3020mAhと大容量で、前モデルと比べ約1.2倍のスマートフォン最大クラスを搭載している。1.7GHzのクアッドコアCPUが利用時の負荷に応じて使用するコア数を制御し、快適なパフォーマンスと省電力を実現する。2013年6月中旬に発売予定。
ワンセグの約50倍高画質「フルセグ」に対応
ディスプレイは5.2インチのフルHD(1080×1920ピクセル)を採用。液晶とパネルの間の空気層がなく、色彩が鮮やかに映る「Super Clear Panel」を搭載した。高性能映像処理エンジンを備え、照明の色や液晶パネルの特製に合わせ正確な色を表示するほか、ノイズや画像のボケ、ギラつき感を抑える。
ワンセグの約50倍高画質なハイビジョン放送「フルセグ」に対応し、スポーツ中継やニュースなどの細かな文字までくっきりなめらかに映し出す。デジタルライフ推進委員会のリモートアクセスの共通仕様「DLPA Player」に準拠しており、自宅で録画したテレビ番組を外出先からストリーミング視聴することも可能だ(別売りの対応機器が必要)。
音声にもこだわり、先進音響システム「ドルビーデジタルプラス」を国内メーカーのスマートフォンでは初めて採用した。2チャンネルステレオ音声をサラウンド5.1チャンネルに変換する「サラウンドデコーダー」など多数の機能が使える。
さらに、同社が継続的に取り組んでいる、使いやすさを追求した技術「ヒューマンセントリックエンジン」を搭載。周囲の騒音や通話相手の声質に応じて音声を整え聞き取りやすくする「スーパーはっきりボイス4」や、本体の揺れを感知している間は画面をオンにし続ける「持っている間ON」、指でなぞるだけで指紋認証できる「スマート指紋センサー」などが利用できる。