将来的に「骨粗しょう症」に対する不安がある人は42%、「現在不安」も17%に上る――2013年春に行われた「骨の健康」についてのある意識調査では、こんな結果が出た。
一方で、「骨が代謝を繰り返す」といった基本的な知識についての認知度は必ずしも高くなく、「骨の日々のケア」も、例えば「日光浴をする」は28%にとどまるなど、なかなか実践できていない実態も浮かんだ。
骨量は30代半ばをピークに減少
骨は「つくる(骨形成)」働きと「こわす(骨吸収)」働きを交互に行う「骨代謝」を繰り返している。加齢などにより「骨代謝」のバランスが崩れ、骨吸収が骨形成を上回り、骨量は30代半ばをピークに減少するとされる。
「骨粗しょう症」予防には、「骨をつくる」ケアだけでなく、骨をこわす働きから骨の減少を抑える「『まもる』ケアの両方が必要である」として、「骨をまもる」ことに着目したのが、栄養補給食品ブランド「NUTRILITE (ニュートリライト)」を展開する日本アムウェイだ。「骨をまもる」働きについて、有用性が注目されている「ザクロ」や「ブドウ種子」を使ったサプリメントを開発。高い活性酸素吸収力があるという「エラグ酸」を含むザクロ抽出物と、「ポリフェノール」を含むブドウ種子抽出物をバランスよく配合した。
このサプリメント「ボーンテクト(ザクロ&ブドウ)」と、カルシウム、マグネシウムやビタミンDを含むサプリメント「カルマグD プラス」を合わせて摂取することで、骨を「つくる」「まもる」の2側面からサポートするという。どちらもセットになった「ボーテクトプラス」の標準小売価格は8910円。内容量は各120粒。
「骨の健康」に関する意識調査は、同社が2013年4月に50~60代の女性412人を対象にインターネットで実施した。基本的な知識を知っているかを尋ねた質問では、「骨が代謝を繰り返す」(30%)、「骨はつくるケアだけでなく、まもるケアが必要」(31%)と低調だった。