ソニーは2013年5月17日、光学30倍ズームを搭載したコンパクトデジタルカメラ「サイバーショット DSC-HX50V」を発売する。価格はオープンだが、想定実売価格は4万3000円前後とみられる。
望遠時AF速度、従来機の2.3倍
従来の光学30倍ズーム搭載機「DSC-HX200V」比で約63%小型化したボディーに、光学30倍ズームの「Gレンズ」と、有効約2040万画素の裏面照射型「Exmor R」CMOSセンサーを搭載する。
望遠時の補正効果を従来機比約2倍に高めた光学式手ブレ補正機能を備えるほか、望遠時のAF(オートフォーカス)速度は従来機比約2.3倍に高速化した。これにより、望遠撮影時でも素早くピントをあわせ、ブレを抑えた撮影が可能になる。
また、電子ビューファインダーやステレオマイク、大光量のフラッシュなど、別売りのシステムアクセサリーを装着できる「マルチインターフェースシュー」を持つ。露出補正ダイヤルなど、マニュアル撮影機能も充実させた。スマートフォンやタブレットとの連携可能なWi-Fi機能や、旅行時の位置情報の軌跡を残せるGPSログ機能が利用できる。
カラーは、ブラックとシルバーの2種類。サイズは幅108.1×高さ64.3×奥行き38.3ミリ、重量は約272グラム。