【書評ウォッチ】就活だけじゃない「コミュ力」偏重社会 価値観バラバラでも対話するには

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中国の発展に待った?

   ほかには、『中国 二つの罠』(関志雄著、日本経済出版社)が日経に。香港出身のエコノミストが、発展に待ったをかけかねない課題をズバリ指摘。所得が世界の中レベルに達することで経済が停滞する可能性と、既得権益が改革を阻んで社会をゆがめる危険性だ。

   中国論がゴマンとあるなかで「気短に結論を急いで騒がしい最近の中国本と一線を画す好著」と、無署名の記事が薦めている。

   流通量の少ない専門書などを復刊する「書物復権」のニュースに毎日新聞読書面が触れている。都内出版社9社による共同企画。読者のインターネット投票などを参考に58点が復刊されるそうだ。

   『現代外交の分析』(坂野正高著、東京大学出版会)、『音楽と演奏』(ブルーノ・ワルター著、白水社)など。刊行は5月下旬から。

(ジャーナリスト 高橋俊一)

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