訪れるとついつい物を買ってしまう店と、そうではない店がある。どのような業態でも売り場の見せ方から接客の方法まで、さまざまな工夫がされているはずだが、素人にはその区分が見えにくいところだ。
インターネットで配信している番組「J-CAST THE FRIDAY」では2013年4月19日、VMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジングコンサルタント)講師の内藤加奈子さんをゲストに迎え、売れる店の接客術や店舗構築について話を聞く。
昼12時半から生放送
内藤さんは、オンワード樫山グループに入社後、都内百貨店で専属VMDを務め、メンズスーツフロアの販売員として売上ランキング1位を獲得。27歳でフリーのVMDコンサルタントとして独立し、ヴェールオフィス(東京・渋谷区)を設立した。これまでにアディダスジャパンやアバハウスなど全国2000店舗以上を対象に、販売スタッフの育成やセミナー、店舗構築をしてきた。
4月18日には『最高の「お買い物ストーリー」で売る!ふつうの販売員を超える接客の秘密』(日本実業出版社、1470円)を刊行したばかり。同書では、サイレント接客術(商品による接客)、スタイリスト接客術(スタッフによる接客)、イベントチェック接客術(経験による接客)の3つを説明。「売れているスタッフは、お客様に平気で『ダメだし』をします」など、意外なポイントも書かれている。