日本酒「3本の矢」で新景気対策!? 日本盛が「幻の酒」含むセット販売

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   金融緩和と財政出動、成長戦略の「3本の矢」からなるアベノミクスが話題となるなか、日本盛(兵庫・西宮)は、「日本盛 3本の矢セット」を2013年4月16日に発売した。アベノミクスの「3本の矢」になぞらえ、3本の日本酒を購入しやすい「お試し価格」で売り出し、景気回復を祈願する。

異なる3タイプを「ぬる燗」「冷やして」「常温」で

「日本盛 3本の矢セット」
「日本盛 3本の矢セット」

   セットの中身は「五訓」、「大吟醸」、「惣花(そうはな)」各180ミリリットル。日本酒の味を構成する要素には五味(甘味・酸味・辛味・苦味・渋味)があるとされ、このセットでは日本酒初心者でも五味を楽しめるという。五訓が「濃醇甘口」、大吟醸が「淡麗辛口」、惣花は「濃醇やや甘口」となっている。また、五訓を「ぬる燗(40度)」、大吟醸を「冷やして(5度)」、惣花を「常温(20度)」で飲み比べると、他の酒類にはない味わいや香りが広がるそうだ。

   3本の中でも「惣花」は、大正、昭和天皇即位式など、皇室の祝事や晩餐会に出されるなど、門外不出の「幻の酒」と言われた日本酒。山田錦をはじめとする酒造好適米を55%まで磨き、惣花酵母という独自の酵母で醸す。まろやかな口当たりと気品のあるコクや、芳醇な香り、すっきりとした喉越しが特徴だ。名前には「すべての関係者に至福と愛を伝える」という意味が込められている。

   価格は1000円(送料込み)。「日本盛 楽天市場店」で販売している。

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