東京・池袋にある宮城県のアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」で、陳列棚にずらりと並んでいるのが、仙台などの名物として有名な笹かまぼこだ。
宮城は全国一の「かまぼこ県」
笹の形をした笹かまは、宮城県生まれ。いまやお土産品などとして全国的に知られる一方、現地の人にも好まれていて、宮城はかまぼこ生産量、消費量ともに日本一のかまぼこ県なのだそうだ。
宮城プラザでは、そんな笹かまを多数取りそろえていて、多くは1枚ずつばら売りで買える。お値段は高級品でも1枚数百円ほど。選り取りみどりなので、筆者のような練り物好きにはたまらない。そこで今回は主だったものを7種類ほど買って、食べくらべてみた。
すると、思ったよりも、それぞれ個性があった。木の葉のように小さなものも、大葉のようなものもあり、厚みも異なる。外側の焼き色、縮み具合、歯ごたえ、甘みの付け方、そんなところに違いがある。高級品は、一般に素材の魚に高級魚を使っていて、大ぶりで食べでがあるようだ。