大人の社交辞令としてのほめ方
『正しいブスのほめ方 「また会いたい」と思わせる35の社交辞令』ほめられていい気がしないという人はいないだろう。誰だってほめられれば嬉しいものだ。ほめて育てるという教育論もある。だが、人をほめるのは難しいものだ。おだてるのとは違う。見え透いたお世辞はバカにしているのかと逆に気を悪くさせる。ほめられる方も、ほめ殺しなんていう言葉もあるから注意が必要だ
宝島社の『正しいブスのほめ方 「また会いたい」と思わせる35の社交辞令』(著・トキオ・ナレッジ、980円)は、大人に必要なマナーとして様々なほめ方について記したものだ。著者のトキオ・ナレッジは「誰でも知っていることはよく知らないけれど、誰も知らないようなことには妙に詳しい知識集団」で、弁護士、放送作家、大手メーカー工場長、デザイナー、カメラマン、ノンキャリア官僚らで構成されているそうだ。