遺跡探訪の楽しさ写真とイラストで
『考古学の世界 文化財探訪クラブ2』
これから暖かい季節になると、ハイキングを兼ねて各地の遺跡を訪ね歩くのも歴史好きの楽しみのひとつだ。山川出版社の『考古学の世界 文化財探訪クラブ2』(監・小林達雄、編著・伊藤誠男、宮内正勝、1680円)は、遺跡をはじめ仏像や建築物など文化財に親しんでもらおうと歴史書で定評のある山川出版社が企画した文化財探訪シリーズの1冊。
まえもって基礎的な知識を得ておくのとそうでないとでは、実際に現地を訪ね、実物に接した時のときの理解や感動の深さが違う。本書は約200点の写真やイラストを使い、旧石器時代から縄文・弥生・古墳・歴史時代までの社会や暮らしの特色についてわかりやすく解説し、考古学の世界へと誘う。