インターネットで配信している読書情報番組「J-CAST THE FRIDAY」に2013年2月15日、『7つの動詞で自分を動かす ~言い訳しない人生の思考法』(実業之日本社、1365円)の著者・石黒謙吾さんが登場する。著述家・編集者である石黒さんは、映画化もされたベストセラー『盲導犬クイールの一生』の著者でもあり、これまで編集・プロデュースした書籍は200冊近くにのぼる。
自分の背中押す「7つの動詞」とは
同書は、「待ち」の姿勢が浸透して「1億総依存症時代」となったこの時代に、自分で自分の背中を押すための方法を紹介している。何かを成し遂げたいときに、名詞で受動的に考えるのではなく、動詞で能動的に考えることで、自分の意識をコントロールする。
著者が最初に挙げる動詞は、「ぶつける」。87万部のベストセラーとなった『盲導犬クイールの一生』は企画が通るまでに11社に持ち込んだという。その後も企画が白紙になるなどの困難を迎えながらも、6年かけて出版にこぎつけた。こうした例をあげ、自分のやりたいことをシンプルに働きかける「ぶつける」ということが大事だと説く。「ぶつける」の他にも、「分ける」「開ける」など全7つの動詞について、エピソードを交えながら具体的に話を展開している。1月31日、発売された。
番組はUSTREAM(ユーストリーム)・ニコニコ生放送で、昼12時半から同時配信する。アーカイブあり。