「ペコちゃ～ん、どこへ行ったの？ 帰ってきて～」
不二家のキャラクター「ペコちゃん」が、「ふつうのおんなのこにもどります。あそびにいってきます。ペコ」――こんな手紙を残していなくなってしまったそうだ。不二家と、グッズ販売を手がけるバンダイは、「ペコちゃん捜索隊」を結成、ネットでの情報提供を呼びかけている。どうも都内の「話題のスポット」に出没しそうだ、とのウワサもあるようだが……
「ペコちゃん＆ポコちゃんとひなまつり」に「発見」間に合うか？
手紙を発見したポコちゃんと奥山ゼネラルマネージャー
「ペコちゃん」は、2013年3月3日にプランタン銀座（東京・中央区）で自身のグッズのPRイベント「ペコちゃん＆ポコちゃんとひなまつり」を目前に控えている。「ペコちゃん」に何が起きたのか？
バンダイと不二家は2月12日、関係者のこんな「コメント」まで発表した。
バンダイ ライフ事業部の奥山峯雄ゼネラルマネージャー「昨年より本格的にペコちゃんグッズ販売を開始し、売り上げも順調です。『ペコちゃん』の人気を再認識した矢先のことで、大変困惑しております」
不二家 CSR推進部 小林直紀広報室長「『ペコちゃん』は、弊社にとって大切なアイドルです。普段は明るく振舞っていますが、本当はもっと遊びたかったのかもしれません。今は、箱入り娘として過保護すぎたかと反省しております」
また、両社の「ちょっと頼りない」捜索隊は、3月3日のイベントまでに「ペコちゃん」を見つけようと、専用サイトで随時情報提供をしながら、「ペコちゃん」目撃情報を募っている。「遊びたい盛りの女の子」なので、都内の話題のスポットに現れる可能性があると見当をつけているようだ。