コラーゲンが元気な女性が最も多い地域はどこ?――コラーゲンに関する正しい情報発信を行う「コラ活」実行委員会は、地域ごとのコラーゲン・美容事情の実態を調べるための調査を行った。「コラーゲンの元気度」は、肌のハリ・弾力・透明感を専用の装置で計測して総合評価を数値で示すもの。
今回は、「コラーゲンの元気度」に関わる生活習慣のチェックテストを作り、インターネットによるアンケートで調べた。その結果、テストで1位に輝いた地域は、「関東」だった。しかし、調査からは意外な問題点も浮かび上がった。
「自分に合ったメニューを専門家に選んで欲しい」関東は6割近く
「"コラーゲンの元気度"チェックテスト」の内容は、寝る前のメイク落とし、7時間以上の睡眠、基礎化粧品の定期的見直しなど全7項目。1項目10点として計算し、合計で70点満点となる。各地域の平均点をランキングにすると、「関東」が41.3点で1位、「北海道・東北」は38.9点で2位という結果に。以下は「関西・近畿」、「中国・四国」、「中部」、「九州・沖縄」と続いた。
1位となった「関東」は、月々の美容にかける金額についての質問でも、平均6328円で1位となり、最下位の「中国・四国」の4042円に大きく差をつけた。外出時のメイク率も高いため、美容意識が高いことが伺える。
ところが、同時に実施したコラーゲンの知識を問う「コラーゲンテスト」では、「関東」は最下位を記録した。また、店舗で化粧品などを選定する際に、「自分に合ったメニューを専門家に選んで欲しい」と回答した割合も57.8%と6割近くに及んだ。
どうやら「関東」の女性は、美容意識は高いものの、正確な知識が不足しており、自分の肌にあったケア方法が分からず専門家に頼りたいと感じている人が多いようだ。いわば「迷える美容難民」と言えるのかもしれない。
定期的な肌チェックと専門家のカウンセリング
こうした傾向は「関東」に最も顕著だが、「コラ活」実行委員会によると「程度の差はあるものの、全国に広がりつつある」という。定期的に肌状態をチェックして、専門家のカウンセリングを受けるのが、「自分にあったケアに出会える近道」だそうだ。実行委員会は、そうした「出会い」などを「応援していきます」としている。
「コラ活」実行委員会による「地域別でみる女性の美容意識に関する調査」は、全国の20~40代の女性810人を対象に、インターネットで2013年1月18~20日に行われた。