【書評ウォッチ】「旅する巨人」宮本常一いま再評価 日本の島と村16万キロを歩く

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地方発「日本で最も美しいフリーマガジン」

   その後の日本。地方がかかえる今の実状に触れた『「豊かな地域」はどこがちがうのか』(根本祐二著、ちくま新書)が東京新聞に。

   個人も法人もより住みよい場所を求めて動く。しかし「去られる側は大変である」と、評者の中沢孝夫さん。本は今を「地域間競争の時代」として、11の場所をモデルに地域成長のヒントを探る。地方を考えるべき時は今か。すでに遅いとだけは思いたくないが。

   多くのファンを得た地域PR誌をまとめた『雲のうえ 一号から五号』(北九州市にぎわいづくり懇話会編、西日本新聞社)を毎日新聞が。「日本で最も美しいフリーマガジン(無料情報誌)」と、各地の手本になったという。地方発の愛情深い写真と文が売りだ。

(ジャーナリスト 高橋俊一)

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