カレーに入れる肉は牛か、豚か、鶏か、それとも――今日も今日とて、ネット上ではそんな平和な議論が繰り返されている。
2ちゃんねるに2013年1月24日、「カレーには牛肉 いい加減認めようや」なるスレッドが立てられた。誰もが口にしたことがあるカレーだけに、やりとりは白熱したものに。読者の皆さんは、いったい何派だろうか。
「牛すじ」「豚バラ煮込み」…どれもうまそう
スレッドを立てた人物を始め、やはり勢いが強かったのは牛肉派だ。
「どれも美味しいけど牛のサイコロみたいなのが至高だな」
「いい牛肉使うとマジで美味い」
「肉とは牛肉のことですよ それ以上でもそれ以下でもございませんの」
「豚?(ヾノ・∀・`)ナイナイ」
また普通の牛肉以外にも、「牛すじ」や「テール」を推す声も。濃厚な味わいに強い支持の声が集まった。
対する豚肉派も、力強くポークカレーへの愛を語る。
「豚だっつの 牛厨はいい加減諦めろ」
「今のところ自作だと豚バラ煮込みカレーが最強。豚バラブロックを1cm幅に切って、白ワインで4時間煮込み、スープストックと乱切り野菜を加えて仕上げる」
「より脂の甘い豚のほうが辛いカレーに合うと思うから基本豚だなあ」
ちなみに「gooランキング」のウェブ調査(2012年)では、家庭のカレーの肉として「豚」が1位になっている。それだけに熱心な豚肉派も多く、中には「カレーの本場はインドでは牛肉は食べない、よってビーフカレーは、有り得ない」と、カレーの故郷・インドを持ち出して牛肉派を論破しようという人もあった。