未来の芥川賞は「Twitter小説」かも!? 角川、支援サービス開始へ

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新たな才能の発掘なるか

   「ネット小説」が文学を変える、という論はインターネット黎明期以来たびたび盛り上がり、新聞社・出版社などが運営に乗り出した事例は少なくない。

   そのすべてが成功を収めたとは言いがたいが、「オンラインで発表された人気小説を書籍化する」という形はいまやかなり定着している。2000年代前半には「ケータイ小説」がブームを起こしたほか、2012年大ヒットしたライトノベル『ソードアート・オンライン』(川原礫著、電撃文庫)は元々作者が自身のサイトに公開していた作品だ。

   角川グループではこうした「ネット発」の才能発掘に積極的で、今回のツイッター小説にも同様の狙いがあると見られる。同社では「単発的な企画ではなく、ユーザーの反応を見ながら今後恒常的に続けていくことも目指す」と話している。

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